2012.02.10 のニュース
WTI反発98.41ドル 中東産4月限113ドル台
7日のWTI3月限は前日の96.91ドル/バーレルより反発し、1.50ドル値上がりの98.41ドルに乗せてきた。
中東産の4月限は前日より2ドル弱値上がりして、113ドル台前半に乗せてきた。
WTIと中東産との4月限の価格差は前日より拡大して14ドル台前半となった。
ブレントの3月限は前日より値上がりして、116ドル台後半に乗せてきた。
先物相場5月限のWTIが99.38ドル、中東産が112ドル台後半、ブレントが115ドル台後半となっている。
ギリシャ政府当局者が債務削減交渉の進展を示唆したとの事が伝えられ、欧州の先行き警戒感が後退したことで、急速なユーロ買いによるドル安が進行した。
また、週末の雇用統計が改善されたにも係わらず、米連邦準備制度理事会のバーナンキ議長が、米経済について慎重な見方を崩さなかったことも、ドル売り・原油の割安感を後押しした。