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ＷＴＩ続伸９８．７１ドル　中東産４月限１１３ドル台

　８日のＷＴＩ３月限は前日の９８．４１ドル／バーレルより続伸し、０．３０ドル値上がりして９８．７１ドルとなった。
　中東産の４月限は前日より値上がりして、１１３ドル台後半に乗せてきた。
　ＷＴＩと中東産との４月限の価格差は前日より拡大して１４ドル台後半となった。
　ブレントの３月限は前日より値下がりして、１１６ドル台前半に収まった。
　先物相場５月限のＷＴＩが９９．７２ドル、中東産が１１３ドル台半ば、ブレントが１１５ドル台前半となっている。
　米エネルギー情報局（ＥＩＡ）発表の週間在庫統計において、原油在庫の増加幅が市場予想を下回ったことから、原油買いが先行した。
　また、欧州中央銀行（ＥＣＢ）が保有する米国国債も債務減免の対象となるとの報を受け、欧州債務問題への危機感が緩和されたことも上昇の一因となった。