2012.02.16 のニュース
WTI反発100.91ドル 中東産4月限116ドル台
13日のWTI3月限は前週末の98.67ドル/バーレルより大幅反発し、2.24ドル値上がりの100.91ドルとなり、1月19日以来の100ドル台となり、好スタートを切った。
中東産の4月限は前週末より値上がりして、116ドル台前後に乗せてきた。
WTIと中東産との4月限の価格差は前週末より縮小して14ドル台後半となった。
ブレントの3月限は前週末より1ドル以上値上がりして、118ドル台前半に乗せてきた。
先物相場5月限のWTIが101.84ドル、中東産が115ドル台前半、ブレントが118ドル台前半となっている。
ギリシャ議会において、1300億ユーロ規模の金融支援の確保に必要な法案が可決されたことが好材料となり、欧米株価が堅調に推移し、原油もつれ高となった。
また、その法案の可決を受けて、ユーロが対ドルで上昇したこと、イランの地政学リスクに対する警戒感も原油買いの要因となった。