日刊ニュース

2012.02.20 のニュース

WTI反発101.80ドル 中東産4月限116ドル台

 15日のWTI3月限は前日の100.74ドル/バーレルより反発し、1.06ドル値上がりの101.80ドルとなり、1月9日以来の水準まで乗せてきた。
 中東産の4月限は前日より1ドル以上値上がりして、116ドル台半ばに乗せてきた。
 WTIと中東産との4月限の価格差は前日より拡大して14ドル台前半となった。
 ブレントの3月限は前日より2ドル弱値上がりして、119ドル台半ばに乗せてきた。
 先物相場5月限のWTIが102.62ドル、中東産が115ドル台後半、ブレントが118ドル台半ばとなっている。
 イラン国営プレスTVがEUによる原油の禁輸決定への報復としで、欧州6ヵ国への輸出を停止したと報じた。その後、イラン石油省が報道を否定したが、供給逼迫不安が広がり、原油が買われた。
 また、EIAの週報によって、原油が市場予測に反して、20万バーレル減少と発表されたことが、需給鈍化懸念を後退させ、上値を後押しした。

提供元:株式会社 石油タイムズ社
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