2012.03.01 のニュース
WTI反落108.56ドル 中東産4月限122ドル台
27日のWTI4月限は前営業日の109.77ドル/バーレルより反落し、1.21ドル値下がりの108.56ドルとなり、8営業日連続上昇とはならなかったが、依然として高水準を維持している。
中東産の4月限は前営業日より1ドル以上値上がりして、122ドル台半ばに乗せてきた。
WTIと中東産との4月限の価格差は前営業日より拡大して13ドル台後半となった。
ブレントの3月限は前日より値上がりして、124ドル台後半に乗せてきた。
先物相場5月限のWTIが109.02ドル、中東産が121ドル台後半、ブレントが123ドル台前半となっている。
前週末の20力国・地域財務省中央銀行総裁会議(G20)において、国際通貨基金(IMF)の資金基盤増強が先送りされたことからユーロが下落した。
また、ドル建てで取引される原油相場も割高感から値下がりの展開となり、14日以来の下落となった。