2012.03.08 のニュース
WTI反発106.72ドル 中東産5月限121ドル台
5日のWTI4月限は前営業日の106.70ドル/バーレルより反発し、0.02ドル値上がりの106.72ドルとなり、2月13日の100ドル突破以来高水準を維持している。
中東産の5月限は前営業日より1ドル以上値下がりして、121ドル台前後に収まった。
WTIと中東産との5月限の価格差は前営業日より縮小して13ドル台後半となった。
ブレントの4月限は前営業日より値下がりして、124ドル台半ばに収まった。
先物相場6月限のWTIが107.63ドル、中東産が119ドル台前半、ブレントが122ドル台後半となっている。
イランの核開発疑惑をめぐる欧米諸国との緊張感を背景とした供給不安が原油買いを支えた。
一方、中国が全国人民代表会議において、今年の経済成長率目標を昨年までの8%から7.5%の引き下げを発表したことにより、世界経済の減速懸念が広まり、上値を抑えてしまった。