日刊ニュース

2012.03.09 のニュース

WTI反落104.70ドル 中東産5月限121ドル台

 6日のWTI4月限は前日の106.72ドル/バーレルより反落し、2.02ドル値下がりの104.70ドルとなり、106ドル台の高水準を維持していたが、大幅な下落となった。
 中東産の5月限は前日より値上がりして、121ドル台後半に乗せてきた。
 WTIと中東産との5月限の価格差は前日より拡大して16ドル台半ばとなった。
 ブレントの4月限は前日より値下がりして、123ドル台前後に収まった。
 先物相場6月限のWTIが105.75ドル、中東産が119ドル台後半、ブレントが121ドル台後半となっている。
 EUのアシュトン外交安全保障上級代表が、米国をはじめとした6力国とイランとの間で、核開発疑惑問題をめぐる協議を再開すると発表したことから、イラン情勢における緊張感が緩和され、原油が売られた。
 また、2011年の10月~12月のEU圏経済がマイナス成長となったことなども相場を下げる要因となった。

提供元:株式会社 石油タイムズ社
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