2012.03.12 のニュース
WTI反発106.16ドル 中東産5月限120ドル台
7日のWTI4月限は前日の104.70ドル/バーレルより反発し、1.46ドル値上がりの106.16ドルとなり、これまでの106ドル台の水準に戻した。
中東産の5月限は前日より値下がりして、120ドル台後半に収まった。
WTIと中東産との5月限の価格差は前日より縮小して14ドル台半ばとなった。
ブレントの4月限は前日より値上がりして、123ドル台前後に乗せてきた。
先物相場6月限のWTIが107.18ドル、中東産が119ドル台前後、ブレントが122ドル台前半となっている。
ギリシャ国債交換への民間銀行の応募が順調との見方が広まり、デフォルトに対する警戒感が後退した。
また、米連邦準備制度理事会の追加量的緩和として、不胎化オペレーションを併用する可能性があるとの報道により、追加緩和観測が改めて強まった。
これらの要因により、原油相場が上伸した。