2012.03.13 のニュース
WTI続伸106.58ドル 中東産5月限123ドル台
8日のWTI4月限は前日の106.16ドル/バーレルより続伸し、0.42ドル値上がりの106.58ドルとなり、これまでの水準を維持した。
中東産の5月限は前日より3ドル弱値上がりして、123ドル台前半に乗せてきた。
WTIと中東産との5月限の価格差は前日より拡大して16ドル台前半となった。
ブレントの4月限は前日より3ドル以上値上がりして、126ドル台半ばに乗せてきた。
先物相場6月限のWTIが107.56ドル、中東産が121ドル台半ば、ブレントが125ドル台前半となっている。
ドイツ経済技術省が発表した1月の鉱工業生産指数は、前月と比べて1.6%増(予想中央値1.1%増)と好調を示した。また、ギリシャ債務交換では、対象総額の約60%相当の国債を保有する投資家の参加がこれまでに判明した。
こうした事情により、欧州経済や燃料需要の回復に期待感が持たれ、欧米株式と共に原油相場も上昇した。