2012.03.15 のニュース
WTI反落106.34ドル 中東産5月限123ドル台
12日のWTI4月限は前営業日の107.40ドル/バーレルより反落し、1.06ドルより値下がりの106.34ドルとなり、4営業日ぶりの下落となったが、これまで4月限は平均106ドル台で推移しており、依然として高水準を維持している。
中東産の5月限は前営業日と横ばいの123ドル台後半となっている。
WTIと中東産との5月限の価格差は前営業日より拡大して16ドル台後半となった。
ブレントの4月限は前営業日より値下がりして、125ドル台後半に収まった。
先物相場6月限のWTIが107.34ドル、中東産が121ドル台後半、ブレントが124ドル台後半となっている。
中国税関総署が10日に発表した2月の貿易統計によると、輸出の鈍化が明らかとなり、11カ月ぶりの貿易赤字となった。
これを受けて、中国の景気後退に伴うエネルギー需要減退への懸念が相場を支配し、原油は売りが優勢となった。