2012.04.11 のニュース
石油需要見通し策定へ 新エネルギー計画の決定後に
経済産業省は、平成24年度の石油需要見通しを策定する方針である。
昨年の東日本大震災の影響で石油需給が混乱したこともあり、23年度の石油需要見通しの策定を中止した経緯がある。
24年度については、現在、新しい長期エネルギー計画(2030年)を策定するため審議しており、この夏までにとりまとめられる。
この計画を待って、石油需要見通しを平成24年度から向う5年間の策定を行なうことになる。
この石油需要見通しは、石油業法が施行されている時期には、年間の供給計画を毎年策定することが法律で定められていた。その後、石油業法が廃止となったため、備蓄法に基づき、年間の基準備蓄量を決めるため、石油需要見通しを策定していたものである。
23年度は震災の影響策定していなかったが、長期エネルギー需要見通しとして、2020年、2030年を策定する方向にあるため、2020年の見通し と整合性を持たせて、石油需要見通しを策定する。