2012.04.27 のニュース
WTI反発103.55ドル
24日のWTI6月限は前日の103.11ドル/バーレルより反発し、終値は0.44ドル値上がりの103.55ドルで取引を終えた。
WTIの先物相場は、7月限が103.96ドル、7、8月限が104.33ドル、9月限が104.60ドル、10月限が104.76ドル、11月限が104.88ドルで終えた。
欧州債務問題への懸念が和らぎ、外国為替市場でユーロ高ドル安が進行し、ドル建てで取り引きされる原油に対して割安感が生じ、買いが先行した。
また、米株式市場でダウ平均株価が上昇したこともあり、それが投資家心理に拍車をかけ、マスク資産の1つである原油の買いにつながった。
さらに、米連邦公開市場委員会の結果発表を25日に控えて、米当局が将来の追加金融緩和を示唆するとの憶測が広まり、原油相場を下押しした。追加緩和が突現すれば、市場にあふれる投資マネーが原油市場に流入するとの観測から、原油の先高観が強まった。