2012.05.17 のニュース
WTI続落94.78ドル
14日のWTI6月限は前週末の96.13ドル/バーレルより続落し、終値は1.35ドル値下がりの94.78ドルに収まった。
WTIの先物相場は、7月限が95.13ドル、8月限が95.39ドル、9月限が95.67ドル、10月限が95.92ドル、11月限が96.11ドル、12月限が96.29ドルで終えた。
ギリシャの政情不安から欧州債務問題の再燃が懸念され、原油が売られた。一時は93.65ドルと昨年12月19日以来、約5ヵ月ぶりの安値まで落とした。
また、ドルが対ユーロで上昇し、ドル建て原油の割高感から一層敬遠された。
さらに週末、サウジアラビアのヌアイミ石油相が、現在110ドル/バーレル台前半で推移している北海ブレントについて、「100ドル前後にする必要がある」と述べたことも相場の重しとなった。