日刊ニュース

2012.05.21 のニュース

WTI続落92.81ドル

 16日のWTI6月限は前日の93.99ドル/バーレルより続落し、終値は1.17ドル値下がりの92.81ドルに収まった。
 WTIの先物相場は、7月限が93.19ドル、8月限が93.48ドル、9月限が93.78ドル、10月限が94.04ドル、11月限が94.23ドル、12月限が94.41ドルで終えた。
 ギリシャの再選挙が決定的となったことや、債務問題の先行き不透明感などから、投資家が運用リスクを回避するため原油か手放した。
 また、外国為替市場でドルがユーロに対して上屋し、ドル建てで取引される原油に割高感が生じたことも売りの要因となった。
 さらに、週間石油在庫統計原油在庫市場予想より増加したことが発表されると、需給の緩和を懸念して売りが優勢となった。
 一時は91.81ドルと昨年11月3日以来、約6ヵ月ぶりの安値となったが、値ごろ感から買いが入り、1ドル戻した。

提供元:株式会社 石油タイムズ社
〒112-0004 東京都文京区後楽2丁目22-3
TEL:03-3814-4728
FAX:03-3814-4745
ユーザーID:
パスワード:
ログインする
e-BISTRADE