2012.05.23 のニュース
WTI続落91.48ドル
18日のWTI6月限は前日の92.56ドル/バーレルより続落し、終値は1.08ドル値下がりの91.48ドルに収まった。
WTIの先物相場は、7月限が91.80ドル、8月限が92.08ドル、9月限が92.34ドル、10月限が92.58ドル、11月限が92.77ドル、12月限が92.95ドルを終えた。
ギリシャの政局混迷やスペインの不良債権間題への警戒感が増大し、リスク資産の1つである原油売りが優勢となった。格付け会社ムーディーズ・インベスターズーサービスがスペインの銀行16行の格付けを引き下げたこともギリシャ問題の波及懸念に拍車をかけた。また、米国内の原油パイプラインの開通によって、原油の供給増が予想されることなども、相場の重しとなった。
一時90ドル台後半まで下げ、約6ヵ月半ぶりの安値となったが、少し戻した。