2012.05.24 のニュース
WTI反発92.57ドル
21日のWTI6月限は前週末の91.48ドル/バーレルより反発し、終値は1.09ドル値上がりの92.57ドルに乗せてきた。
WTIの先物相場は、7月限が92.86ドル、8月限が93.14ドル、9月限が93.40ドル、10月限が93.63ドル、11月限が93.81ドル、12月限が93.98ドルで終えた。
主要8力国(G8)の首脳会議で、ギリシヤのユーロ圏残留を支持したことから、ギリシヤがユーロ圏を離脱するとの懸念が和らぎ投資家心理が改善された。
また、原油の値ごろ感も好材料となり、投資家の利益確定を目的とした買い戻しが入ったため、7営業日ぶりに反発した。
さらに、中国の温家宝首相が経済の安定成長を重視するとの方針を示したことから、中国景気が減速するとの懸念が緩和され、原油需要が増えるとの期待感が広まった。