2012.06.13 のニュース
総合エネ調 石油など19日に集中審議 一次エネルギー供給構成で
総合エネルギー調査会基本間題委員会は19日に会合を開き、化石燃料の供給問題を中心とした審議に入る。
前回の会合で、エネルギーミックスの選択肢における中間報告をまとめ上げ、3日のエネルギー環境会議に提示し、ほぼ採択されている。
今後の問題として、一次エネルギー供給の構成比をとりまとめることになり、その中でも大本を占める石油、天然ガスの供給策、需要の在り方について審議する。
石油については、石油業界から意見を求めるのか、また、経済産業省事務局がたたき台を提示するのかは未定となっている。
石油業界では、災害時に対応するには平時から一定数量の需要を確保すべきであり、今後もサプライチェーンの維持・強化を図るべきであると要望している。
これまで、石油についての議論が殆ど行なわれておらず、そのため集中的審議になるとみられるが、当面の課題は先行実施対策として、補正予算、年度予算に織り込まれているため、ここでは中長期的な見通しと政策面からの審議となる。