2012.06.25 のニュース
WTI反落81.80ドル
20日のWTI7月限は前日の84.03ドル/バーレルより反落し、終値は2.23ドル値下がりの81.80ドルに収まった。
WTIの先物相場は、8月限が81.45ドルで9月限が81.84ドル、10月限が82.23ドル、11月限が82.65ドル、12月限が83.04ドル、1月限が83.41ドルで取引を終えた。
米エネルギー省が発表した週間の石油在庫統計で、原油在庫が市場予想に反して増加となった。これを受け、需給緩和を敬遠した売りが優勢となり、一時は80.91ドルとまで下げ、昨年10月6日以来、約8ヵ月半ぶりの安値を付けた。
また、米連邦準備理事会(FRB)が、同日まで開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で、長期金利を押し下げるための金融緩和措置であるツイスト・オペの延長を決定した。しかし量的緩和第3弾(QE3)については見送られた。
その結果、株式、原油売りにつながった。