2012.06.26 のニュース
WTI続落78.20ドル
21日よりWTIは8月限。前日の81.45ドル/バーレルより続落し、終値は3.25ドル値下がりの78.29ドルに収まった。
WTIの先物相場は、9月限が78.56ドル、10月限が78.95ドル、11月限が79.40ドル、12月限が79.83ドル、1月限が80.26ドル、2月限が80.63ドルで取引を終えた。
8月限に入り、昨年10月5日以来、約8ヵ月半ぶりの安値となり、一時は78.05ドルまで下げていた。
5月の米中古住宅販売件数が前月から減少し、6月のフィラデルフィア連銀景気指数が大幅に悪化した。
また、中国と欧州の製造業の景況感指数も低迷し、世界景気が減速するとの懸念が相場を支配し、原油需要が伸び悩むとの観測と相まって、売りが優勢となった。
さらに、株式相場の大幅下落も重荷となった。投資家が損失リスクを回避する姿勢を強め、価格変動の大きい原油を一斉に手放した。