2012.06.28 のニュース
ガソリン一段と下落 HC、量販店など127円の安値へ
原油価格は、WTIが79ドル/バーレル、中東産が90ドル程度、為替が79円/ドルで推移しており、コスト安となっている。
東京工業品取引所のガソリン先物が58円~59円/L、原油が47円で推移しており、HC、量販店のガソリンは127円/Lの安値となっている。
前週、原油価格が急落したことを受けて、仕切価格も23日から1円程度の値下がりとなり、末端のガソリン市況もさらに値下がりとなった。
4月以降、ガソリン価格は連続して値下がりし、一時は横ばいで推移していたが、再び下落局面となってきた。原油が下落しているため已むを得ないが、これに販売減少が重なっているため、市況の維持は困難を極めている。
ここで、仕切価格の値下がり以上に末端価格が下落することになると、SS経営が赤字に追い込まれるため、販売業者は下げ過ぎ傾向を警戒している。