2012.06.28 のニュース
WTI反落79.21ドル
25日のWTI8月限は前週末の79.76ドル/バーレルより反落し、終値は0.55ドル値下がりの79.21ドルに収まった。
WTIの先物相場は、9月限が79.62ドル、10月限が80.01ドル、11月限が80.44ドル、12月が80.83ドル、1月限が81.24ドル、2月限が81.61ドルで取引を終えた。
28日~29日に開催される欧州連合(EU)首脳会議では、債務問題解決に対する取り組みに期待が持てないとの不信感が根強く、株式相場の大幅な下落となった。
これを受けて、投資家は損失リスクを避けるため、価格変動の激しい原油を手放した。
また、熱帯低気圧「デビー」の進路がメキシコ湾岸の石油関連施設が架中する地域から外れるとの情報が伝わると、石油生産が中断するとの観測が和らぎ、これが、原油の上値を抑える一因ともなった。