日刊ニュース

2012.07.06 のニュース

WTI反発87.66ドル

 3日のWTI8月限は前日の83.75ドル/バーレルより反発、終値は3.91ドル値上がりの87.66ドルに乗せてきた。WTIの先物相場は、9月限が88.03ドル、10月限が88.39ドル、11月限が88.80ドル、12月が89.22ドル、1月限が89.62ドル、2月限が89.94ドルで取引を終えた。
 イラン国会の委員会が、対イラン経済制裁に協力する欧米の国々には、原油タンカーのホルムズ海峡通過を許可しないとの法案を準備していることが伝わった。
 仮に、原油輸送の要衝である同海峡が封鎖されることにでもなれば、世界の原油供給に悪影響が及ぶとの懸念が一斉に広まった。
 また、世界景気の減速を背景に、各国・地域の中央銀行が一段の金融緩和に動くとの思惑もあり、金融緩和で景気回復が進めば原油需要が拡大するとの見方が買いにつながり、一時は88.04ドルと、5月31日以来約1ヵ月ぶりの高値をつけた。

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