2012.07.10 のニュース
WTI反落87.22ドル
5日のWTI8月限は前営業日の87.66ドル/バーレルより反落し、終値は0.44ドル値下がりの87.22ドルに収まった。
WTIの先物相場は、9月限が87.57ドル、10月限が87.94ドル、11月限が88.37ドル、12月が88.82ドル、1月限が89.26ドル、2月限が89.62ドルで取引を終えた。
中国人民銀行(中央銀行)が、景気対策として利下げを決定したことから、市場では利下げが必要なほど景気が悪化しているとの見方が広まった。
中国は世界有数の原油消費国であるがため、需要が伸び悩むとの懸念が相場の重しとなった面もあった。
また、外国為替市場でドルがユーロに対して上昇し、ドル建てで取引される原油に割高感が生じ、売りを誘った。