日刊ニュース

2012.07.19 のニュース

WTI続伸88.43ドル FRB議長の追加緩和言及に期待で

 16日のWTI8月限は前週末の87.10ドル/バーレルより続伸し、終値は1.33ドル値上がりの88.43ドルに乗せてきた。
 WTIの先物相場は、9月限が88.81ドル、10月限が89.16ドル、11月限が89.58ドル、12月限が90.06ドル、1月限が90.53ドル、2月限が90.91ドルで取引を終えた。
 バーナンキ米連邦準備理事会FRB)議長の議会証言を17~18日に控え、仮に、追加金融緩和が実現した場合には資金が市場へ流入するとの期待が根強く、買いが優勢となった。現在、経済指標が景気の停滞を色濃く示しているため、議長による追加緩和の可能性についての言及に期待が一段と高まっている。
 また、外国為替市場でドルがユーロに対して下落したため、ドル建てで取引される原油に割安感が生じ、買いに入った面もあった。

提供元:株式会社 石油タイムズ社
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