2012.07.23 のニュース
経産省 選択肢に関する意見聴取会で 電力会社に意見表明の中止を要請
経済産業省は、エネルギー・環境の選択肢に関し、全国11都市で直接国民から意見を聴く意見聴取会を14日から始め、パブリツクコメントの受付も開始している。
ところが、これまでに開催された意見聴取会で、無作為の抽選で選ばれた電力会社社員が意見を述べ、これに対する批判が高まった。
その背景には、過去、原子力発電に係るシンポジウム等で、電力会社が行なった不適切な対応に国民の不信感が払拭されていないことがあげられる。
こうした状況から、意見聴取会やパブリックコメントの募集では、電力会社が組織として、社員に意見表明の応募や提案を促し、また、特定の意見表明を促すことのないよう徹底することを求めた。加えて、そうした行為が行なわれていると国民に疑念をもたれないよう十分留意するよう求めた。