日刊ニュース

2012.07.27 のニュース

ガソリン138円を維持 業者、マージン確保で対応 ~今後の原油価格を注目~

 みずほ総合研究所の週動向調査(23日)によると、ガソリンの全国平均価格は139円60銭/Lで、前週に比べると10銭の値下がりとなり、四捨五入値では140円の横ばいとなった。
 仕切価格が7日から2円値上がり、14日から1円の値下がり、21日から1円値上がりと小幅な上げ下げの値動きを反映したもの。
 販売業者は7日の2円上げを機に、10日~11日にかけてユーザー転嫁に取り組み、街道沿いのSSのボトム価格を138円に引き上げた。
 その後、これまでの値下げ過ぎ分を加算して対応し、仕切価格が14日から1円下げとなったため、これには小幅な値下げで対応した。
 今後の仕切価格改定が注目されるが、大きく変動することはなく、当分の間、現行の市況を維持することになりそうである。
 現在、夏場商戦に入っているが、製油所の事故が多発しており、生産にも影響が出ている。そのため、需給がタイトで推移していることもあり、業転玉が出回ることはない。

提供元:株式会社 石油タイムズ社
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