2012.08.06 のニュース
WTI反発88.91ドル
1日のWTI9月限は前日の88.06ドル/バーレルより反発し、終値は0.85ドル値上がりの89.91ドルに乗せてきた。
WTIの先物相場は、10月限が89.17ドル、11月限が89.52ドル、12月限が89.99ドル、1月限が90.47ドル、2月限が90.85ドル、3月限が91.10ドルで取引を終えた。
週間石油在庫統計が発表され、原油在庫が市場予想よりも大幅に減少したことから、需給の引き締まりが意識され、買いが先行した。
また。7月のADP全米一雇用リポートの内容が市場予想を上回ったことも好材料となり、景気減速への警戒感が薄れ、原油需要が伸びるとの観測が買いを誘った。
ただ、通常取引の終了間際に、米連邦公開市場委員会(FOMC)は、米連邦準備理事会(FRB)が今回の会合で追加金融緩和措置を見送ったとの声明を発表すると、景気回復が遅れるとの見方から売りが出た。