2012.08.16 のニュース
WTI続落92.73ドル
13日のWTI9月限は前週末の92.87ドル/バーレルより続落し、終値は0.14ドル値下がりの92.73ドルに収まった。
WTIの先物相場は、10月限が93.03ドル、11月限が93.34ドル、12月限が93.76ドル、1月限が94.28ドル、2月限が94.70ドル、3月限が94.99ドルの取引を終えた。
イスラエルと産油国イランとの対立を巡る報道が発表されると、両国関係の緊張によって、中東地域の政情に不透明感が強まり、周辺産油国からの原油供給が滞るとの警戒感が強まった。
そのため、一時94ドルを上回ったが、利益を確定する目的の売りに押された。
また、株式相場の下落により投資家が運用リスクを回避する姿勢を強め、価格変動の大きい原油は売りとなった。