2012.08.23 のニュース
WTI反落95.97ドル 短期的な過熱感から利益確定売り
20日のWTI9月限は前週末の96.01ドル/バーレルより小幅に反落し、終値は0.04ドル値下がりの95.97ドルに収まった。
WTIの先物相場は、10月限が96.26ドル、11月限が96.56ドル、12月限が96.91ドル、1月限が97.34ドル、2月限が97.65ドル、3月限が97.80ドルも取引を終えた。
前週17日までの4日連続値上がりで、9月先物は3%超上昇し、約3ヵ月ぶりの高値を付けていたが、短期的な相場の加熱感から、利益を確定する売りや持ち高調整を目的とした売りがやや優勢となった。
また、外国為替市場でドルがユーロに対して上昇したため、ドル建てで取引される原油に割高感が生じ、売る動きも出た。
ただ、中東情勢の緊迫を背景とした供給不足への警戒感は根強く、下値は抑えられた。