2012.08.24 のニュース
WTI反発96.68ドル ECBの国債買取期待感で
21日のWTI9月限は前日の95.97ドル/バーレルより反発し、終値は0.71ドル値上がりの96.68ドルに乗せてきた。
WTIの先物相場は、10月限が96.84ドル、11月限が97.17ドル、12月限が97.55ドル、1月限が97.99ドル、2月限が98.31ドル、3月限が98.46ドルで取引を終えた。
欧州中央銀行(ECB)が南欧諸国の国債買い取りに踏み切るとの期待感が市場に広まると、投資家が運用リスクをとりやすくなったことから、原油に買いを入れた。
また、外国為替市場でドルがユーロに対して下落し、ドル建てで取引される原油に割安感が生じ、買いが優勢となった。
そのため、一時5月10日以来、約3ヵ月半ぶりの高値となる97.60ドルまで上昇した。