2012.09.05 のニュース
WTI反発96.47ドル 追加緩和による資金流入期待で買い
31日のWTI10月限は前日の94.62ドル/バーレルより反発し、終値は1.85ドル値上がりの96.47ドルに乗せてきた。
WTIの先物相場は、11月限が96.76ドル、12月限が97.07ドル、1月限が97.49ドル、2月限が97.86ドル、3月限が98.12ドル、4月限が98.22ドルで取引を終えた。
なお、WTI8月平均価格は、前月より6.23ドル上昇して94.16ドルとなった。
バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)識長がワイオミング州ジャクソンホールでの講演で、追加金融緩和策の導入について前向きな姿勢を示した。
これを受けて、追加緩和による資金が原油相場に流入するとの観測が一気に広まり、買いが優勢となった。
また、外国為替市場でドルがユーロに対して下落し、ドル建てで取引される原油に割安感が生じ、買いを誘った。