2012.09.12 のニュース
WTI続伸96.42ドル 雇用統計発表を受け追加緩和期待
7日のWTI10月限は前日の95.53ドル/バーレルより続伸し、終値は0.89ドル値上がりの96.42ドルに乗せてきた。
WTIの先物相場は11月限が96.75ドル、12月限が97.06ドル、 97.50ドル2月限が97.93ドル、3月限が98.26ドル、4月限が98.44ドルで取引を終えた。
8月の雇用統計が発表され、景気の先行きや原油需要に対する不透明感が高まり、原油売りが先行した。
しかし、非農業部門の雇用者数が、前月に比べて市場予想を下回ったことで、追加金融緩和が景気を支えるとの見方が強まり、さらに、外国為替市場でドルが下落し、ドル建ての原油に割安感が生じ、買いが膨らんだ。