2012.09.21 のニュース
WTI続落95.29ドル 不透明な相場展開に警戒感から売り
18日のWTI10月限は前日の96.62ドル/バーレルより続落し、終値は1.33ドル値下がりの95.29ドルに収まった
WTIの先物相場は、11月限が95.62ドル、12月限が95.92ドル、1月限が96.25ドル、2月限が96.57ドル、3月限が96.79ドル、4月限が96.92ドルで取引を終えた。
前日、午後になって10月物が短時間で大幅な急落となったことについて、戦略備蓄放出の噂やオプション取引の清算に絡んだ売りなからずじまいだった。
このような不透明な相場展開に、投資家が警戒感を強め、原油を一斉に手放した。
また、米連邦準備理理事会(FRB)が前週決定した量的緩和第3弾(QE3)について、「景気浮揚の効果は期待ほど大きくない」との見方が大きく浮上し、景気回復が滞れば、原油需要がますます伸び悩むとの観測が広まり、売りを誘った。