日刊ニュース

2012.10.16 のニュース

ガソリン仕切連続下げ局面 市況維持から下げ過ぎを警戒

 ガソリン仕切価格が13日から大幅値下げとなったことから、今週のガソリン市況が値下げ幅内に収まるか否かが注目となる。
 みずほ総合研究所の週動向調査(9日)によると、ガソリンの全国平均価格が148円/Lとなり、前週より1円の値下がりとなった。
 これまでの商慣習では、小売価格の改正は水曜日に実施されており、このみずほ総研のガソリン価格の調査日が月曜日となっているため、若干現行の価格にズレが生じていることは否めない。
 ガソリン市況は、4月の158円から7月の140円。10月の148円と乱高下しており、13日からの仕切価格大幅値下げによって、市況が一気に値下がり局面となるか否かが見極めとなる。
 本来、ガソリン市況は、上流の原油価格の動向によって国内のガソリン仕切価
格が改定となるが、実際には、タイムラグもあって、すぐさま仕切価格に直結していない。そのため、下流の販売業者の対応をますます難しくしているのが現状である。

提供元:株式会社 石油タイムズ社
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