2012.10.16 のニュース
WTI反発92.07ドル ヒーティングオイルの買い波及で上昇
11日のWTI11月限は前日の91.25ドル/バーレルより反発し、終値は0.82ドル値上がりの92.07ドルに乗せてきた。
WTIの先物相場は、12月限が92.50ドル、1月限が92.99ドル、2月限が93.47ドル、3月限が93.91ドル、4月限が94.23ドル、5月限が94.48ドルで取引を終えた。
エネルギー省発表の週間石油在庫統計によると、暖房燃料用のヒーティングオイルの在庫が前週に比べると市場予想以上に減少していた。
そのため、精製施設の稼働の遅れなどが問題視され、需給逼迫感からヒーティングオイルが買われ、これが原油にも波及した。
さらに、外国為替市場でドルがユーロに対して下したため、ドル建てで取引される原油に割安感が生じ、買いが優勢となり、3営業日ぶりの反発となった。