2012.10.22 のニュース
WTI続伸92.12ドル
17日のWTI11月限は前日の92.09ドル/バーレルより小幅に続伸し、終値は0.03ドル値上がりの92.12ドルに乗せてきた。
WTIの先物相場は、12月限が92.59ドル、1月限が93.08ドル、2月限が93.54ドル、3月限が93.97ドル、4月限が94.30ドル、5月限が94.56ドルで取引を終えた。
9月の住宅着工件数が、年率換算すると4年2ヵ目ぶりの水準にまで回復した。これを受けて、景気が回復傾向に向かっているとの期待感が高まり、投資家が運用リスクをとる動きを強め、原油に買いを入れた。
また、外国為替市場でドルがユーロに対して下落したため、ドル建てで取引される原油に割安感が生じたことも好材料となった。
ただ、エネルギー省が発表した石油在庫統計によると、原油在庫が市場予想を上回る増加となっていたため、需給緩和を懸念する動きから、上値が抑えられた。