2012.11.14 のニュース
原油は前月比22.4%減 東工取10月の取引概況
東京工業品取引所は、10月の取引概況について発表した。
10月市場の1日平均取引高は、主力九品である金が4万5954枚(前月比21.1%減)、金ミニが8692枚(14.6%減)、原油が4314枚(22・4%減)となり、ほとんどの商品が減少したことから、全体では前月比18・1%減の9万8840枚
となった。
取引高減少の要因としては、10月上旬に中国で国慶節による長期の休暇があったことや、月末に巨大ハリケーン「サンディ」が襲来しアメリカ国内の各取引所が休場したことなどからマーケットが閑散としていたこと、また依然として欧州債務危機や世界経済後退に対する懸念が払拭されていないこと等が挙げられる。
なお、10月末時点の全商品合計取組高は33万1796枚となり、先月末時点より9993枚増加した。
石油関連商品の1日平均取引高では、原油が4314枚(前月比22.4%減)、ガソリンが7897枚(36%減)、灯油が2541枚(11・1%減)、3枚(25・9%減)、中京ガソリンが161枚20.5%)、中京灯油が146枚(1.0%減)となった。