2012.11.15 のニュース
WTI反発85.57ドル シェールガス生産増予測で売り
12日のWTI12月限は前週末の86.07ドル/バーレルより反落し、終値は0.50ドル値下がりの85.57ドルに収まった。
WTIの先物相場は、1月限が86.07ドル、2月限が86.70ドル、3月限が87.33ドル、4月限が87.95ドル、5月限が88.48ドル、6月限が88.92ドルで取引を終えた。
欧米の財政問題が世界的な景気減速に拍車をかけるとの憶測が強まった。これを受けて原油需要が伸び悩むとの観測が広まり売りが優勢となった。
また、国際エネルギー機関(IEA)の2012年の『世界エネルギー見通し』によると、シェールガスなどの生産増を受け、2035年までに米国はエネルギー輸入が不要になると発表されると、これが売りの要因ともなった。