2012.11.26 のニュース
WTI反落86.75ドル 中東の緊張緩和と利益確定売り
20日のWTI1月限は前日の89.28ドル/バーレルより反落し、終値は2.53ドル値下がりの86.75ドルに収まった。
WTIの先物相場は、2月限が87.35ドル、3月限が87.98ドル、4月限が88.55ドル、5月限が89.02ドル、6月限が89.38ドル、7月限が89.64ドルで取引を終えた。
イスラエル政府とイスラム原理主義組織「ハマス」が停戦に合意するとの情報が伝わると、中東産油国の生産や輸送に悪影響を及ぼす事態が回避されるとの見方から、原油の逼迫懸念が一気に和らぎ、売りが優勢を占めた。
原油相場は、中東情勢の緊迫化により前日に約1ヵ月ぶりの高値まで上昇したことで、利益確定を目的とした売りが目立った。