2012.11.27 のニュース
WTI反発87.38ドル 原油在庫の減少を受けて買い優勢
21日のWTI1月限は前日の86.75ドル/バーレルより反発し、終値は0.63ドル値上がりの87.38ドルに乗せてきた。
WTIの先物相場は、2月限が87.98ドル、3月限が88.61ドル、4月限が89.19ドル、5月限が89.67ドル、6月限が90.03ドル、7月限が90.30ドルで取引を終えた。
石油在庫統計発表されると、原油在庫が市場予想に反して前週に比べて減少していた。そのため、需給の引き締まりを意識した買いが優勢となった。
また、感謝祭の祝日前とあって、持ち高を中立方向に戻す目的の買いも入った。
一方、イスラエル政府とパレスチナ自治区ガザ地区を実効支配するイスラム原理主義組織「ハマス」とが停戦に合意したと伝わるとパ中東産原油の供給不安を背景にして買いが先行していたが、一時的に原油の持ち高を整理するための動きが広まり、売りが優勢になる場面もあった。