2012.12.12 のニュース
WTI続落85.93ドル ガソリン在庫増で原油需要低迷の懸念
7日のWTI1月限は前日の80.26ドル/バーレルより続落し、終値は0.33ドル値下がりの85.93ドルに収まった。
WTIの先物相場は、2月限が86.50ドル、3月限が87.15ドル、4月限が87.75ドル、5月限が88.31ドル、6月限が88.76ドル、7月限が89.06ドルで取引を終えた。
6日発表の週間石油在庫統計によると、ガソリンやヒーティングオイルの在庫が増加していた。これらの原材料となる原油の需要が低迷するとの懸念が広まり、投資家心理に悪影響を与えた。
また、朝方発表の11月の雇用統計では、市場予想を上回る改善が示され、一時買いが優勢となる場面もあったが、結局、原油需要の先行き不透明感を警戒する売りが相場を支配した。