2013.01.22 のニュース
WTI続伸95.49ドル アルジェリアのガス施設占拠事件が一因
17日のWTI2月限は前日の94.24ドル/バーレルより続伸し、終値は1.25ドル値上がりの95.49ドルに乗せてきた。
WTIの先物相場は、3月限が95.94ドル、4月限が96.31ドル、5月限が96.58ドル、6月限が96.75ドル、7月限が96.77ドル、8月限が96.63ドルで取引を終えた。
アルジェリアのガス関連施設が武装勢力に襲われた事件が相場を押し上げる一因となった。仮に、事態が長期化すれば、中東・北アフリカ地域の主要産油国からの原油供給に悪影響を及ぼし兼ねないとの憶測が広がり、買いが優勢となった。
また、外国為替市場でドルがユーロに対して下落したため、ドル建てで取引される原油に割安感が生じ、これも買いを膨らませた。
一時96.04ドルで上昇し、2012年9月19日以来、約4ヵ月ぶりの高値を付けた場面もあった。