2013.01.29 のニュース
ガソリン仕切、10銭下げ 小幅変動で末端市況は維持へ
ガソリンの仕切価格は26日から、JX日鉱日石エネルギー、出光興産が10銭/Lの値下げ、EMGマーケティングが50銭の小幅値下げとなったが、実質据え置き状態であるため、販売業者は末端市況維持に努めることになる。
そのため、首都圏のSSではボトム価格150円台を維持することになる。一時、仕切価格が大幅値上げとなれば153円を目指す動きもあったが、今回は静観する構えである。
みずほ総合研究所の週動向調査(21日)では、全国平均価格が151円となり、前週比で1円の値上がとなり、地域価格差はあるものの、確実に値上がりしている。
1月12日からの仕切価格約2円の値上げ後は据え置き状態が続いているが、仕切価格の値上げ分を含めてのユーザー転嫁は確実に浸透し、目標を達成したことになる。
ただ、これから2月に入ると不需要期となるため、販売業者は市況維持対策が重要となる。