2013.01.31 のニュース
WTI反発96.44ドル
経済指標の改善と地政学リスクで28日のWTI3月限は前週末の95.88ドル/バーレルより反発、終値は0.56ドル値上がりの96.44ドルに乗せてきた。
WTIの先物相場は、4月限が96.87ドル、5月限が97.26ドル、6月限が97.58ドル、7月限が97.73ドル、8月限が97.63ドル、9月限が97.38ドルで取引を終えた。
朝方、12月の耐久財受注額が発表され、大幅増加となったことを受けて、景気が回復すれば原油需要が伸びるとの憶測から買いが先行した。
また、エジプト各地で反政府デモが多発していること、27日イスラム過激派がアルジェリアのガスパイプラインを襲撃したとのことが伝わると、中東・北アフリカの地政学的リスクが原油供給に影響を及ぼしかねないとの懸念から原油が買われた。