2013.02.15 のニュース
WTI続伸97.51ドル OPEC、石油需要見通しを上方修正
12日のWTI3月限は前日の97.03ドル/バーレルより続伸し、終値は0.48ドル値上がりの97.51ドルに乗せてきた。
WTIの先物相場は、4月限が98.07ドル、5月限が98.59ドル、6月限が99.01ドル、7月限が99.30ドル、8月限が99.38ドル、9月限が99.30ドルで取引を終えた。
石油輸出国機構(OPEC)が発表した2月の石油市場月報によると、2013年の世界石油需要の見通しが上方修正となった。これを受けて、中国を中心とした需要が拡大するとの期待感から買いが優勢となった。
また、ダウ平均株価が堅調に推移するなか、投資家が運用リスクを取りやすくなったため、原油買いが目立った。
また、外国為替市場でドルがユーロに対して下落したため、ドル建てで取引される原油に割安感が生じ、これが買いを誘った。