2013.03.05 のニュース
ガソリン仕切価格改定 1円50銭~2円10銭下げ ~ボトム155円維持の正念場~
ガソリン仕切価格は2日から、1円50銭~2円10銭の値下げ幅となった。前週は据え置き、もしくは小幅値上げとなったため、末端市況は155円相場を維持した。
みずほ総合研究所の週動向調査(25日)によると、全国平均価格が156円となり前週比1円の値上がりとなったが、今回、ようやく仕切価格が値下げとなったことで、販売業者は市況維持に努めることになった。
これまで、為替の円安影響による仕切価格の値上げによってガソリン高が続いていたため、販売数量の落ち込みが販売業者の悩みのタネとなっていた。
今後の仕切価格の動向は為替の値動き次第となるが、原油価格が下落傾向にあるため、市況の維持が難しくなりそうである。
一方、灯油の仕切価格は連続値下げとなっており、シーズン終了も近づいたこともあり、先物市況は値下がり、また、業転市況も値下がりしている。