日刊ニュース

2013.03.07 のニュース

WTI続落90・12ドル 一時90ドル割れ、約2ヵ月ぶり安値

4日のWTI4月限は前週末の90・98㌦/バーレルより続落し、終値は0・56㌦値下がりの90・12㌦に収まった。
 WTIの先物相場は、5月限が90・58㌦、6月限が90・99㌦、7月限が91・30㌦8月限が91・46㌦、9月限が91・47㌦、10月限が91・34㌦で取引を終えた。
 中国の非製造業景況感指数が低下したと伝わると、中国景気の減速観測が強まり、原油需要が減るとの思惑から売りが優勢となった。
 また同日、中国株式相場が大幅安となり、米株式相場も売りが先行し、投資家は運用リスクを避ける目的で価格変動の大きい原油を手放した。
 そのため、一時89・33/まで下落し、昨年12月26日以来、約2ヵ月ぶりの安値を付けたが、午後に入ると、株式相場が上昇に転じリスク回避の動きが収まり、原油にも買いが戻り、4月物は通常取引終了にかけて下げ幅を縮めた。

提供元:株式会社 石油タイムズ社
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