2013.03.21 のニュース
WTI続伸93・45ドル 景気回復期待とドル安で買い
15日のWTI4月限は前日の93・03㌦/バーレルより続伸し、終値は0・42㌦値上がりの93・45㌦に乗せてきた。
WTIの先物相場は、5月限が93・82㌦、6月限が94・09㌦、7月限が94・23㌦、8月限が94・19㌦、9月限が93・98㌦、10月限が93・64㌦で取引を終えた。
朝方、2月の鉱工業生産指数が発表されると、前月より上昇していた。これを受けて、景気回復に伴い原油需要が伸びるとの思惑が広まり、買いが先行した。
また、外国為替市場でドルがユーロに対して下落したため、ドル建てで取引される原油に割安感が生じ、これも買いの要因となった。
ただ、3月の消費者態度指数速報値が前月より低下していたため、これが投資家心理の重荷となり、一時的に売りが優勢となる場面もあった。