日刊ニュース

2010.06.21 のニュース

WTI続伸77.67ドル 中東産も上げで74ドル台

16日のWTI7月限は続伸して77.67ドル/バーレルとなり、5月6日以降の最高値となった。7日に71.44ドルまで値下がりしていたが、その後値上がりに転じ、11日に1.70ドル値下がりしたものの今週14日には値上がりし、3日間で3.89ドルの値上がりとなっている。
 5月の米国住宅着工件数が3ヵ月ぶりに前月比で減少したほか、EIA(米国エネルギー情報局)が発表した前週末時点の原油在庫量が積み増しとなったことが売りを誘ったが、堅調なアジア、欧州株に加えて、米国の株価がプラス圏を回復した。
 このため、世界景気の先行き懸念が薄れ、エネルギー需要増への期待が膨らむと、原油先物も買いが優勢に転じ、8月限は78ドル台、9月限が79ドル台へと値上がりした。
 なお、中東産原油の8月限は1ドル程度の値上がりで74~75ドル台へ、ブレントもWTI以上の値上がりで76ドル台となっている。

提供元:株式会社 石油タイムズ社
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