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出光　ガソリン２週据え置き　灯油０．４円下げも軽油０．６円上げ

出光興産は１７日、１９～２５日出荷分に適用する「石油製品卸価格改定」を発表したが、油種によって異なっており、据え置き、小幅な値上がり、小幅な値下がりとなった。
　油種別（リットル当り）にみると、ガソリンは据え置き、灯油が０．４円の値下がり、軽油は０．６円、Ａ重油が０．４円の各値上がりとなった。
　原油価格は安定して推移しており、これに連動して、先物、業転市況もほぼ横ばいとなっているため、ガソリンは前週に続き据え置きとなっている。
　中間留分は、灯油が値下がり、軽油は値上がりと別れたが、いずれも小幅な変動となった。灯油は不需要期に入っているため、小幅な値下がりとなったもの。注目のガソリンは、２週連続で据え置きとなったため、末端市況は下げ止めを図ることになる。
　原油価格は、ＷＴＩが７７ドル台へと値上がりをみせているため、先物、業転市況も値上がりに転じる公算も強くなってきた。